続 Maxのページ

主にコンサートの感想を書き連ねた備忘録

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

紀尾井シンフォ二エッタ東京定期(2012年9月23日)

今シーズンの幕開けはピリオド楽器演奏の大御所トレヴァー・ピノックによるモーツアルトプログラムである。ピリオドアプローチゆえかこの日のアンサンブルの顔ぶれには常連の顔が少ないように感じた。ピノックの演奏の特色は、ピリオド・アプローチながら特…

響きの森クラシック・シリーズ Vol.41 (2012年9月22日)

文京区と東京フィルハーモニー交響楽団の提携事業であるこのシリーズも今年で10周年となる。今回はそれを記念して中国から第14回ショパン国際ピアノコンクール優勝者のユンディ・リを招いて小林研一郎が競演する豪華なコンサートになるはずだった。しかし尖…

東京二期会「パルジファル」(2012年9月16日)

第1幕の前奏曲の最中に食卓を囲むティトゥレルを父とするアンフォルタスとグリングゾルの兄弟は争いを始め、それを切っ掛けに決別をするところからこの物語は始まる。しかし幕切れではクンドリの母性により成長を遂げた救済者パルジファルの力によって二人は…

新日フィル定期(2012年9月15日)

今回が最終シーズンとなる音楽監督アルミンクの指揮による9月定期の曲目は、来年生誕100周年を迎えるブリテンのフランス語歌曲集「イリュミナシオン」とブラームスの「ドイツ・レクイエム」である。このランボーの象徴主義散文詩集に寄せた歌曲集と、生きる…

東フィル定期(2012年9月13日)

今シーズンの東フィル定期には女性指揮者が2名登場するが、先鞭を切ったのがこのメキシコ出身の若き女流アロンドラ・デ・ラ・パ-ラである。チラシ等ではその若さと美貌を売りにしていたが、女性らしさを強調した黒のパンツスーツに身を包んて登場したスラッ…

藤原歌劇団「夢遊病の女」(2012年9月8日)

この歌劇団21年ぶりの「夢遊病」であるが、これは「イタリア物の藤原」としては以外な感もある。(とは言え姉妹団体の昭和音楽大学では幾度か上演されており今回の舞台装置もその時のものだったように思われる)今回は高橋薫子、小山陽二郎、妻屋秀和、森山京…

首都オペラ「カルメン」(2012年9月1日)

毎年この時期に神奈川県民ホールで自主公演を重ねている首都オペラ、第21回目の今回は名作「カルメン」である。今回もこのところ定番となった岩村力(指揮)と三浦安浩(演出)のコンビでオケは神奈川フィル。初日の配役は小林由佳のカルメン、村上敏明のド…