2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧
チェンバロ奏者島口和子によりバッハの声楽曲を演奏することを目的に弘前に設立された声楽アンサンブルの凱旋公演である。創立者島口はチェンバロ奏者として活躍するうちにバッハの声楽世界に入り込みついには地元にそれを歌うためのアンサンブルを作った。…
前の週に2026年まで(10年間!)の音楽監督の継続契約を発表したばかりのジョナサン・ノットと東響によるマーラーの交響曲第3番ニ短調である。2014年からの2年間で厚い信頼関係を築き上げた「黄金のコンビ」による演奏なので、自ずと期待は高まる。冒頭のホ…
尾高忠明はこのところ札幌交響楽団やN響でも集中的にシベリウスを取り上げているが、シティ・フィルに3曲を引っ提げて登場した。1曲目は実に珍しい組曲「恋人たち」という作品。弦とティンパニとトライアングルという小編成の10分ばかりの曲である。しっと…
新たな旅立ちとも言える101回目の定期は2度目の客演になるガーボール・タカーチ=ナジを迎えベートーベンの劇音楽「シュテファン王」序曲で幕を開けた。ショルティを思わせる指揮ぶりのタカーチ=ナジが紡ぎ出す音楽は、筋肉質で闊達でスポーツ的快感に満ち…
